2012/08/01

大統領の娘のように


元アメリカ大統領のカーターが、エジプトの大統領とイスラエルの首相(そうりだいじん)との3人で、中東和平(へいわ)について話し合うことになりました。「終わるまで誰にも邪魔されたくない」と言い残して、3人とも会議室に入って行きました。しばらくすると、この部屋のドアを誰かがノックするのです。3人は顔を見合わせました。「誰だろう」と思ってカーター大統領がドアを開けると、そこには8歳の娘のエイミーちゃんが立っていました。「パパ、ちょっといい?」とエイミーがたずねます。カーター大統領は「まあ、いいだろう」と言って部屋に入るように合図しました。そこでエイミーは、3人の大人たちの話を中断させなければならなかった理由を説明したのです。

「あのね、お小遣いがなくなったの。5ドル貸してくれない?」
カーター大統領は笑いながら「いいよ」と言って、財布からお金を出してエイミーに渡した、ということです。

他のひとだったら絶対に許されないことでも、大統領の娘ならいいのです。エイミーはお父さんの愛を信じて、自分がいつでもおとうさんとお話ができる、どんな小さな悩み事でも聞いてもらえると信じていました。

あなたと神さまとがそうです。あなたが神さまを父と呼び、その愛を信じて悩みを打ち明けるなら、神さまは必ず答えてくださいます。横須賀小川町教会には大統領はいませんが、この神さまがいらっしゃいます。だからぜひ来てください。