)と書かれてあることでした。つまり、主イエス=キリストを「義の太陽」と見なせば、太陽神ミトラが復活したことを祝う12月25日こそ、永遠の命を世にもたらした救い主キリストが人としてお生まれになった輝かしい日にピッタリだ、と考えられたわけです。驚くようなこじつけですが、これは325年の世界教会会議で決定し、その後も受け継がれていることなのです。ただし、これは現在とは違う暦が採用されていた頃の話で、クリスマスの一日は夜から始まると考えられたことから、現在の12月24日の日没からクリスマスを祝い始めるようになりました。
単純に計算すれば、今年は7年に一度、日本でもクリスマスが休日(日曜日)になる日です。その前日の土曜の日没(16:30頃)から「メリー・クリスマス」と呼び交してよいのですが、23日の「こどもクリスマス」から言っちゃっても構いません。心に「義の太陽」が昇る幸いなひとなら、誰でも年中「クリスマスおめでとう」と言えるからです。