2012/09/01

自分の顔が好きですか?


ボクは小学生だったある日、鏡に映った自分の顔を(たぶん初めて)よーく見ることになりました。自分のまゆ毛の長さや角度が右と左とでちょっとだけ、ずれているように思えたからです。その時、何だかとてもイヤな気持ちになったので、安全カミソリを使って左のまゆ毛を少し剃ってみました。すると反対にずれたように思えたので、今度は右のまゆ毛を少しだけ剃りました。そうしたら元のずれ方に戻った気がしたので、もう一度、二度、三度と、同じことを繰り返したのです。その結果、なんとボクのまゆ毛は、ひとひらの“きざみのり”のようになってしまいました(涙

自分を造ってくださった神さまを忘れて自分ばかりを見つめていると、自分を好きになれなくなります。そうなると、自分のことだけではなく、神さまがお与えになった家族やお友だちも、神さまが備えてくださっている自然も、そして神さまご自身をも愛せなくなってしまいます。これを「罪」と言うのです。

神さまはおっしゃいます、「わたしの目にあなたは価高く、貴く/わたしはあなたを愛し」ている、と(イザヤ書43.4)。そしてボクを「わたしの栄光のために創造し/形づくり、完成した者」と呼び続けてくださいます(イザヤ書43.7)。ボクはこの神さまと出合えたので、今はもう自分の顔が大好きになりました。そして、家族や友だち、自然のすべてがとても大事に思えるようになったのです。あなたは自分の顔が好きですか?